同窓会ホームページの取材で、
高校１回生の先輩に、貴重なお話を
いろいろと伺いました。
高校１回生は、私達の19年先輩です。
そのお話の中で、興味深かった内容や、私達の知っている
こととの接点に関して、まとめてみました。

皆さんは、石神井が、高校になる前、旧制石神井中学であった
と言うことをご存知でしょうか？
そうです。高校１回生は、S18年に、旧制石神井中学に入学し、
S23年、新制石神井高校が出来、翌S24年に卒業されたという
丁度　制度変更のはざ間に　卒業された方々でした。
旧制中学は、5年制でしたから、S18年に入学された方々は、
S23年に、中学4回生として卒業され、ある方は、そのまま社会
に出て、ある方は、予科を経て、新制大学に入学され、また
ある方は、新制石神井高校の　3年生に編入されて、S24年
（私達の生まれた年）に、高校1回生として卒業されました。
つまり、中学4回生と高校1回生は、同期生ということでした。

先輩方のお話では、三鷹の　中島飛行機や、田無の
大日本時計（現シチズン）に、学徒勤労動員があり、
空襲で亡くなられた方もいらしたそうです。

当時の石神井の写真を頂きましたので、下記に掲載します。

最初に、この写真を拝見した時、私達が1年の時に、最初に
入った校舎かと思いました。
然し、それは間違いで、この写真は、東京女子の方向から
見た写真だそうです。
下の図は、先輩から伺った校舎の見取り図です。

上の校舎の写真は、見取り図の右下方向からの写真でした。

私達が入った校舎の先には、戦時中は、体育館があった
そうですが、先輩方が、学徒勤労動員に行っていた時、三鷹
の中島飛行機も空襲に会い、その流れ弾（大型の焼夷爆弾）
が、体育館にも被弾し、消滅したそうです。
中島飛行機に行っていた先輩のお一人が、必死で逃げ、
関公園のあたりまで辿り着いた時に、黒煙を噴き炎上
したのを目撃されたそうです。（こわいお話ですねー！）

平和なお話に戻します。
今の体育館の場所は、昔は、林だったそうです。（下の写真）
背景に何も映っていませんが、西武線の方向でしょうか？
民家も殆ど無かったみたいですね！

S24年と書いてありますが、
　　　　　正しくは、22年頃だそうです。　↓