国民健康保険 に関する 情報です。 |
(2011.4.25 Fujingさんからの情報追加しました)
昨年は、C社の健康保険と、国民健康保険の保険料
について書きましたが、(前回の記事は、こちらから)
先日、私のところに、中野区の健康保険課から、
国民健康保険料の計算方法の変更連絡が届きました。
非常にわかりにくく(・・わざと?)書いてあったので、
熟読してしまいました。
この計算方法の変更は、23区の国民健康保険加入者
が対象でした。
従って、23区以外の方は、単に 保険料アップ? の
連絡だけかもしれません・・ 関係無い方、ごめんなさい。
今回は、計算方法の変更についての説明と、自分の場合
の試算結果を 報告します。
区の説明では、これまでの計算方法は、「住民税方式」
と呼び、政令指定都市の半数以上が採用していたそうです。
それに対して、全国の自治体の多くが採用しているのが、
「旧ただし書き方式」と呼ばれ、最近の度重なる税制改正に
対応するには、こちらのほうがやりやすいようです。
・「住民税方式」
前年所得から算出されて決定された住民税を元に、
(中野区の場合・・率と額は、区毎に違う?)昨年までは、
住民税*1.21 + 均等割額(51900円)*人数
(医療分 + 後期高齢者支援分 + 介護分 の合計)
で 計算されていました。
・「旧ただし書き方式」
(総所得金額-基礎控除)*係数 + 均等割額*人数
(医療分 + 後期高齢者支援分 + 介護分 の合計)
基礎控除は、33万円、今年の均等割額は53100円
(均等割額だけなら、1200円/人 のアップ)
これだけでは、保険料が増えるのか 減るのか 全くわかりません!
住民税は、(総所得-所得控除)*税率 でしたので、変わりない
ようにも見えるのですが、・・・控除の額が・・・
所得控除(=100〜200万)>>基礎控除(=33万) とは言え、
係数や、税率 で 合計額は 変わってしまいますからね・・・
そこで、私の場合、旧方式と、新方式で どうなるのか、
今年の住民税も予測して、試算してみました。
その結果、もし 変更が無ければ、約 31万円/年 だったものが、
新方式では、約 33万円/年 であることがわかりました。
結果、新方式になると、約 2万円 高くなる見込みです。
区から来た説明書は、計算方法の説明が殆どで、額が
上がることは 全く書いてありませんでした。
高くする・・とは言いたく無いので、方式を変更します・・
と言っているように感じました。
23区以外で、国保の方は、係数や、均等割額のアップの
連絡が来るのでしょうか?
いずれにしろ、健康保険料は、高くなることはあっても、
安くはならないようですね・・・
以上、参考になりましたでしょうか?
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こんにちは、Fujingです。
国民健康保険税は在住する市町村にて計算値(税率と均等割額)
が異なります。退職1年間はC社の組合保険に加入していたほうが
得となる人が多いようですが、2年目は国民健康保険に変更した
ほうが良い人が増えると思いますので各自良く計算し検討したが
良いです。
ちなみに私の場合は退職した20年度は海外に居た(19年度)ため
所得が零であり計算の結果、最初から国民健康保険にしました。
東京23区の国民健康保険税に比べ西多摩地区(羽村、福生等)
は安いようですが熊本は非常に高い(老人が多いためか?)。
熊本と羽村での計算比較を記します。
総所得金額−基礎控除(33万)=Aとする。
平成21年度計算で
羽村 医療分:A×3.5%+18000×加入者数
支援分:A×2.0%+9100×加入者
介護分:A×1.0%+11000×加入者
熊本 医療分:A×8.3%+26450×加入者
支援分:A×2.1%+7000×加入者
介護分:A×1.9%+13400×加入者
夫婦2名加入で総所得が300万円とすると
羽村は 249,750円
熊本は 422,110円
と17万円もの差が出ます。
自分の在住する地区の保険税額を計算(ネットか市町村の役所
に電話すれば教えてくれます)し、C社継続するか切り替えるか
検討しましょう。
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更に 追加ご報告出来ることがあれば、後日
追加修正を 申し上げます。
(記載:事務局 中ちゃん)